占星術とパワーストーン

 パワーストーンと占星術は古くから結びついてきたものです。西洋占星術、インド占星術など、占星術の世界ではパワーストーンは重要な意味を持ち、運命や運勢に影響を与えるものとされてきました。といっても現在普及している十二星座による星占いそのものが、占星術を簡略化したものですから、本来は○○星座にはこのパワーストーンというくくりをするのもおかしな話なのですから、パワーストーン選びの一つの方法として紹介します。
 占星術のなかで最も一般的な、西洋占星術を例に見ていきましょう。ホロスコープは、12分割されてそれぞれ第一ハウスから第十二ハウスとして設定されます。ちなみにインド占星術や東洋占星術もやはり同じように分割するのが基本です。詳しく占星術の話はしませんが、このハウスに太陽(惑星)を当てはめて考えるのが、簡易的な12星 座による星占いです。もちろん本格的な占星術では、太陽以外の惑星も含めて判断します。雑誌や携帯サイトなどで目にする星座占いのほとんどは、簡略化された占いです。それはともかく、占星術にはとにかく、12分割するという観念があります。そしてそれぞれのハウスには、意味があり、人の運気に関わる意味を持っています。そして簡易的な星占いでも例えば牡牛座の人はこういう性格、こういう長所や欠点があるというような特徴があることになります。そして運気に恵まれる時期があり、運気が下降していく時期というものもあります。
 細かく占っていくともちろん12パターンでは収まらない、その人独自のホロスコープがあるのですが、やはり生まれもった長所や欠点、運気があるというのは同じです。占星術パワーストーンを結びつけて考える場合、多くはこうした長所を伸ばす・いい運気を助長させる、もしくは欠点を補う・悪い運気を悪化させないためのものになります。そのため、占星術師がその人個人にあったパワーストーンを選ぶというのは理にかなったものということになります。

 

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